まだ若いのだろうか

こんにちは。ムーミンです。

現職の最終出勤日が近付く為、部署内にムーミンの退職が共有されました。

在職中関りがあった方たちから自分の退職を惜しむ声を頂き、嬉しい気持ちと悲しい気持ちが入り混じっています。

ある人からは直接個人チャットで「ムーミン君はまだ若いから新しい場所でも活躍できるよ。お疲れ様でした。」とコメントを貰いました。別の人からは「ムーミン君は若いから辞めてもなんとかなるだろうけど、俺は辞めたら後が無いんだよなぁ…。」と労いの挨拶ついでにボヤかれました。

まだ若い…。20も年上の先輩社員から言われたのでその時はすんなり受け入れたのですが、自分はまだ若いのだろうか。

今回先輩社員が言った「若い」とは、頭が柔らかく知識をスポンジのように吸収する若さを指していると思われます。「新しい場所でも活躍できる」「俺は辞めたら後が無い」これらの発言は、頭が柔らかい若い人が転職において有利であるという前提でなされています。つまり転職は若いうちにしかできないという風潮があります。

個人的には、頭の柔らかさや知識への貪欲さは個人差の問題で年齢の問題ではないと思っていますし、能力があれば何歳でも異業種に転職できると思っています。50過ぎて大手企業から宇宙服設計のベンチャーに転職した人や、60過ぎてスマホを買い始める人だっています。

それでも「歳を取ったら頭が固くなり時代に取り残されてしまう」が一般論として根付いている気がします。もしかしたら先ほど挙げた2つの例はレアケースなのかもしれません。

しかし「自分はまだ若いのだろうか」という問いを深く突き詰めてみると複雑な気持ちになります。「自分は若いから大丈夫」と慢心していられない事に気付くからです。

実際、転職先には自分の若さや可能性を評価されて内定を頂いたと思っています。業務内容は現職とさほど変わりませんが、光学から化学へと全く違う業界に移動する上に内定先は規模がとても大きい会社になります。書類が通った時「嬉しいけど何故?」と逆に悩みました。同時期に受けていた同業界(光学系)の某大手企業の方がまだ内定を取りやすいと思っていたのですが、そちらは経験・知識不足と判断されたのか落とされてしまいました。

つまり「ムーミンが社会に出てから得てきた経験や技能はまだまだ拙い。即戦力としては期待できないが、育成枠としてなら期待できる。」これが2社の採用結果から示唆された社会での評価なのでしょう。事実、内定先から頂いた雇用通知書からその会社での新卒2,3年目の年収なんだろうなという雰囲気をヒシヒシと感じます。やはり有望な新人としては取りたいが、経験者としては取るには不安だから欲しくないという評価なのでしょう。それでも内定先の企業はどこからどう考えてもホワイト企業なので承諾しました。

上記の通り、自分には若さしかないのです。だからこそ何もせずに年を取ってしまう事が不安になってしまいます。しかし30手前となれば仕事が板についてきて、早い人なら役職がついていてもおかしくない年齢です。実際、大学の同期で早い人は役職を持っています。自分には若さしかないのに、その若さは若さと呼んで良いのかわからないという状況に置かれています。

自分は年齢に見合った経験を積んでいるか。あってもないような若さというアドバンテージが消えた後に残るものは何か。年を取っても意欲的に生きられるか。別業界への挑戦はただの周回遅れになってしまうのか、それとも人生の幅を広げるものになるのか。

そういう事を真面目に考えていました。柄にもなくですね。転職を行うこと自体は公開していないのですぐに忘れると思いますが。

そしてその派生で「年上男性がモテる」というのは、ただ年を取った男性がモテるという訳ではなく、年相応に人生経験を積んで対応がスマートになった男性がモテるという意味なんだろうなと再認識しました。今一番必要が無い気付きです。とにもかくにも停滞なんてしていられないなと思いました。

 

重い話になってしまったので、どうでもよい話をします。

 

ボタンを押しても目覚ましが止まならいので仕方なく電池を取り出したのですが、何故か鳴り続いていて不気味に思ったのです。

仕方なくハンマーで叩いて粉々に破壊しましたが、それでも尚鳴り続ける時計に絶望しました。

どうにもならなかった俺は発狂して自分の頭をハンマーで叩いて死ぬ夢を見ました。

 

因みに夢占いでは、ハンマーは「破壊」と「創造」の象徴で価値観の変化を示唆しているようです。何の暗示でしょうか。

しかし自分で自分を殴るのはレアケースのようで、該当する項目を見つけられませんでした。みんな自分を殴る夢を見ないんですね。

 

おしまい